キハダフカセが始まってからというもの、修理が殺到しています。
預かっては返して預かっては返しての繰り返しです💦
シーズン終わるまではこんなかんじかなぁ
キハダフカセが始まってからというもの、修理が殺到しています。
預かっては返して預かっては返しての繰り返しです💦
シーズン終わるまではこんなかんじかなぁ
この時期になってもトンボ(ビンチョウマグロ)が釣れ続けている串本。どうなってんねん・・・
遊漁船のレンタルロッドの修理依頼いただきました。
第1ガイドが折れてしまい、第2ガイドもガタガタの状態。
ガイド2つを交換します。
0日返却のスピード修理。明日もレンタルできますね。
即日修理はガイドの在庫があること・僕が工房に行けるタイミングであること・ロッドを直接持って来れる事・すぐに渡しに行けるもしくは取りに来れる距離であることなど条件が揃わないと無理ですが、串本の方であればどこよりも早くお預かりから返却までできるかと思いますのでぜひご利用ください。
コミがきつくて入らなくなっていたロッドの調整依頼をいただきました。
カーボンは温度や湿度によって収縮しますが、入らないほどきつくなるケースは結構珍しいです。
最初はこんな状態でした↓↓
フェルールを紙やすりで少しずつ削って調整します。作業は単純ですが削りすぎてガタガタになると大変なので気を使います。
調整した後がこちら↓↓
バッチリです!と喜んでいただけました。
余談ですが、ジョイント部は↑写真のように1㎝程度遊びが出るのが正常です。釣具屋で働いているときに「ちゃんと差さらない、不良品だ」っていうクレームが多々ありました。新品状態で遊びが一切ないのは不良品です・・・
今回はコミがきついのを調整しましたが、逆に緩くなっているのを調整することも出来ます。
更新はだいぶサボっておりましたが、工房は稼働しています。
今回は1人のお客様から一気に5本お預かりしました。アルシエラが3本とライトゲームが2本。
最近は遊漁船の船長からお客様に紹介していただけることも増えており、ありがたい限りです。
ガイド交換や巻き直し、グリップ交換などの作業を行いました。
ダイワ社のエギングロッド「エメラルダスAGS84M」の修理です。
写真のようにガイドが折れてしまっています。この他にもう1ヶ所フレームが破損しているガイドがありました。
AGS破損は意外と多いです。感度アップと軽量化の為に強度を犠牲にしたガイドの為、取り扱いには注意が必要です。
新しいガイドを取り寄せて交換するだけです。「ピンラインは不要、1色巻きにして安くなるならそちらの方が良い」との事だったのでブラック1色で巻き上げて完了。「メッチャ綺麗、これで使える!」と喜んでいただけました。
ヤマガブランクス社のエギングロッド「メビウス88L」の修理です。
写真のようにジョイント部からボッキリ折れています。依頼者様はまず自分で何とかしてみようと試みたようですが断念して、KinopyCraftWorksに依頼した形です。
このロッドは繫ぎ目の折れ以外にも破損があり、折れた部分を繋ぐだけでは使えるようにはならず、繫ぎ目を0から作る必要がありました。
逆並継のこのロッドを印籠継に改造する必要があったのですがこれが非常に大変!
逆並継の繫ぎ目部はバット側よりもティップ側の方がかなり太くなっているため普通に印籠芯を作っても太さが全く合わないのです。合わせるには変則の印籠芯を作る必要がありました。
ただ合わせるだけだと強度不足になることは明白で、1キャスト目で折れる事必至なので必要な強度が確保できるように内部を工夫、ブランク内側からだけではなく外側にも手を加え、最終的には6重構造になりました。
もちろん精度もバッチリです!