[ロッド作製例]ライトゲームフロート用ロッド1

ライトゲームフロート用ロッドの作製例です。

 

スペック

長さ:約8フィート3インチ

自重:約85g

ルアーウエイト:1.8g~25g

適合ライン:PE0.4~0.6

ガイド:オールチタンSiC

ティップ:ソリッド

 

ロッド紹介

キャロ用アジングロッドではカバーできない重量まで扱う為に作製したロッドです。アルカジックジャパン様の「シャローフリークエクスパンダ」やシマノ様の「ソアレウルトラシュート」がフルキャスト出来ます。前から考えていた新しいガイドセッティングを試したロッドで、ボツになるかもしれないと思っていましたが結果は良好で、この先僕が作るロッドはしばらくこのセッティングになるかもしれません。ライトゲーム用ロッドとして作ったロッドですが、展示会では「エギングロッドとして使ったら面白そう!」という声が多く上がりました。

 

実釣性能

やや短めのソリッドティップで感度は抜群。反響感度の良さは当然ながら、軽量リグの操作感度が高く、25gを投げられるパワーを持ちながら微風の状況であれば1.3gのジグヘッドリグもしっかりと操れます。

とにかく強い!ライトゲームの範疇で狙う魚であれば負けることはないかと思われます。34㎝のメバル、42㎝のイサキが水上スキー(笑)魚の引きを楽しみたい方には向きません。唯一ハラハラしたのは夜磯メバル狙いの際に磯際でヒットした45㎝のグレ。結果としてはキャッチできましたが、この魚に関しては獲れたのは運もあったと思います。場所にもよりますがこの辺りがこのロッドの限界という事です。エギングでの使用も可能で、水深7m以内であれば3.5号のエギは問題なく扱えるかと思います。

キャロ用アジングロッドと同じく、リグ操作時はファーストテーパーですが魚が掛かるとスローテーパーに急変します。

フロートと秋のエギングにはピッタリでその他の釣りもある程度こなせるロッドです。