[ロッド作製例]磯ヒラスズキ用ロッド1

磯ヒラスズキ用ロッドの作製例です。

 

スペック

長さ:14フィート

自重:289g

ルアーウエイト:8g~45g

適合ライン:PE1.2号~2号

ガイド:チタンSiC&ステンレスSiC

 

ロッド紹介

11フィートのヒラスズキロッドに不満を感じて作製しました。14フィートと市販品にはほぼ存在しないロングロッド。グリップ周りがダサいのと一部ステンレスガイドを使用しているのはこのロッドを作製した時は金欠だったからです(笑)

 

実釣性能

長い、ただそれだけで出来ることが物凄く増えました。14フィートの長さがあることで、キャストミスやルアーが波に飲まれたりしてルアーが思いがけないところに行ってしまっても、回収できる確率が格段に上がりました。これにより攻められる範囲が格段に広がり、またルアーのトレースコースも増加しました。サラシの中を漂わせるようにルアーを操作するには最高です。長さがあることで1歩下がった場所から釣りが行えるので、安全性も高まります。

ティップは非常に柔軟かつ繊細で、10gクラスの小型ルアーを非常に快適に使用することが出来ます。ベストウエイトは10g~25gで、ヒラスズキ釣りに使用するプラグにベストマッチです。

長く柔らかいロッドは重くてダルいイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。ティップはファーストテーパーで#1にはチタンガイドを使用しているので、無駄に暴れることはなく、先重りもありません。10gのルアーをピンポイントに送り込むことのできるキャスト精度も持ち併せており(もちろん慣れは必要)、ロングロッドの概念を覆すロッドとなっています。

非常に優秀なこのロッドですが強風時は使い物になりません。強風時に14フィートのロッドをコントロールするのはかなり難しいです。

大袈裟かもしれませんが、強風時以外においては現在のヒラスズキロッドの到達点とすら思えるレベルの1本です。